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委員紹介
2026年度
推薦によって選出された委員により運営しています。

菓 裕貴 (くるみ ひろき)
鳥取大学医学部附属病院 消化器・腎臓内科 / 2011年
専門分野
消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医
学生時代の部活
進取果敢
内科を目指した経緯
学生時代は外科領域に興味を持っていました。しかし、初期研修の内科研修で、患者さんの病態を仲間と議論しながら方針を検討するプロセスに魅力を感じました。また、治療の結果として患者さんの状態が改善した際の達成感に惹かれ、内科を志しました。特に消化器内科研修では、内視鏡やエコーなど手技の多さに外科的な要素を感じ、学生時代に抱いていた興味ともつながり消化器内科を選びました。
メッセージ
自分に合った診療科について悩んでいる方は多いと思います。初期研修や実習を通じて多くの科に触れ、そこでの経験を大切にしてください。医療現場では、仲間とともに患者さんのために尽力する素晴らしさを実感できます。焦らず、多くのことに挑戦しながら、自分に合った診療科を見つけることが重要だと思っています。ちなみに、内科を選んで後悔したという話は一度も聞いたことがありません。是非、一緒に内科領域を盛り上げていきましょう!!

星川 恭子 (ほしかわ きょうこ)
山形大学医学部附属病院 第二内科(消化器内科)/ 2005年卒
専門分野
日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会肝臓専門医
趣味
海外ドラマ鑑賞
内科を目指した経緯
学生実習での見学やシミュレーター実習で内視鏡検査に興味を持ちました。消化器では内視鏡の手技などを用いて様々な疾患の診断から治療までを内科で一貫して行えるところに魅力を感じ消化器内科を志望しました。診療を継続していく中で肝臓疾患の病態生理に興味を持ち、現在は肝臓内科医として診療や研究を行っています。
メッセージ
医療技術、医療機器の進歩や新薬などの登場で、内科で治療できる疾患の範囲は広がっています。特に消化器内科は、消化管、肝臓、胆膵領域と幅広い疾患に対応できるため、患者さんの様々な困りごとに対応することができます。内視鏡検査ができるようになると働き方に関しても様々な可能性が広がります。また、臨床を行いながらも、専門分野の研究を行っていくともできます。

由雄 祥代 (よしお さちよ)
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 免疫病態研究部 /2003年卒
専門分野
肝臓学
座右の銘
目の前のことを一生懸命する。
内科を目指した経緯
父が6歳の時に脳出血で他界し、脳外科を目指して医学部に入りましたが、臨床実習の際に、顕微鏡を見ながらの手術が合わなそうなため断念しました。皮膚科と小児科と悩んで、一番多くの人を救える医師になることができるのではないかと思い、内科を選びました。腹部を打診する先輩医師の姿と「腹痛」の診断学に興味を持ち、疾患の多様性から飽きがこなそうだという理由もあり消化器内科に進みました。
メッセージ
内科は、慢性疾患を診ることが多いので、患者さんと長く関わる機会が多いです。「患者さんとじっくり向き合いたい!」と思う人にはピッタリの科かなと思います。消化器内科は、内視鏡検査や肝臓、胆のう、膵臓、炎症性腸疾患など、扱う分野がとにかく広く、専門的な技術を身につけやすいのも魅力です。それに、腹痛や胃痛といった“よくある症状”のプロになれるので、家族や友達から頼りにされる存在になること間違いなしです。

伊藤 隆徳 (いとう たかのり)
名古屋大学医学部附属病院 消化器内科 / 2006年卒
専門分野
日本消化器病学会専門医・日本肝臓学会専門医・日本内視鏡学会専門医など
学生時代の部活
軽音部(ベース担当)
内科を目指した経緯
もともと医者になりたいと思ったのは、「がん」を診たいという気持ちからでした。大学2年生の時、「免疫学」の授業で免疫抑制剤について学び、興味を持ったのがきっかけです。卒業時は膠原病に惹かれ、皮膚外科(悪性黒色腫など)がある「皮膚科」を考えていましたが、研修医になってからは「小児科」か「呼吸器内科」に進むことを検討していました(どちらも感染症・免疫・がんに関われるため)。そんな中、消化器内科を回った時に、特にTACEや内視鏡治療に魅了されました。大学時代に軽音部で培った「手を動かす楽しさ」もあり、手技と免疫、がん治療がバランス良く組み合わさった肝臓領域を選びました。
メッセージ
全ての診療科にはそれぞれの魅力と臨床的な需要があります。内科は特に対象疾患も多く、幅広く学べるだけでなく、自分の興味に応じて専門性を深めることも可能です。いわば、ミーハーな気持ちでも、徹底的に突き詰めたいオタク的な熱意でも、どちらにも応える余地がある分野です。また、慢性疾患やがん患者さんとの長い付き合いを通して、自分の人間力も磨かれると感じています。ぜひ皆さんと一緒に内科医として働ける日を楽しみにしています!

大野 聡子 (おおの さとこ)
久留米大学 心臓血管内科 / 2004年
専門分野
循環器内科
学生時代の部活
硬式テニス部
内科を目指した経緯
初期研修ではどこの診療科でも割と褒められて楽しく過ごしましたが、循環器内科ではダメ出しを沢山されました。分岐点では選択肢が広そうな方、なんとなく大変そうな方を選ぶ元々の性格が影響して、色んな疾患を知れそうな内科、中でもダメ出しされて大変だった循環器を選びました。冠動脈疾患や不整脈をはじめとする循環器疾患の急性期では、初期対応で患者さんの症状が劇的に良くなることも魅力の一つでした。
メッセージ
生き方(死に方)の多様性が尊重される時代、内科医は患者さんに伴走し意思決定に立ち会い続けることができます。専門医試験でも明らかなように広範囲の知識を求められますが、専門外の病態に気づいて診断に至るステップも、とても魅力的です。一口に内科といってもサブスペ領域があり、さらに各診療科の中でのスペシャリティ、研究、教育など、必ず自分の強みを生かせる道があります。次の時代を一緒に作りましょう。

谷口 達典 (たにぐち たつのり)
大阪大学 国際医工情報センター / 2006年卒
専門分野
循環器内科、医工学
学生時代の部活
軽音部
内科を目指した経緯
父が心臓外科医をしており、外科に進むことを考えていましたが、初期研修で色々な科をまわっている中で、自分は手術という「治療」をメインとするよりも、「診断」と「治療」、その両方がしたい、と思い循環器内科に進みました(あくまで相対的な話であって、外科では「診断」ができないという意味ではないです)。実際、循環器内科では、循環動態などの病態をしっかり評価した上で、カテコラミンやカテーテルなどの治療を行い、さらにはその先の「予防」や「生活支援」にわたって携わることができています。
メッセージ
現在は、社会や技術が目まぐるしく変化し、医師としてもその存在意義を再考しなければならない時代です。その中でも内科医は、急性期だけでなく、患者さんの長い人生に医師として寄り添います。これまでの「診断」や「治療」だけに留まらない、これからの時代に求められる医師像ではないでしょうか。
私は現在、医療機器開発人材育成プログラムを経て、循環器領域の遠隔医療のスタートアップを起業しています。医師として社会に貢献するには様々な形があると思うので、各自探求して自分に合うものを見つけてもらえたらと思います。

村上 正憲 (むらかみ まさのり)
東京科学大学 糖尿病・内分泌・代謝内科 / 2010年卒
専門分野
日本内分泌学会専門医、日本糖尿病学会専門医、総合内科専門医
座右の銘
本分全う
内科を目指した経緯
医学部在学中にMD-PhDコースで基礎研究に取り組んだことが、私の出発点です。細胞レベルで病態を解析する過程の中で、「この知見が患者さんの診療にどう活きるのか」を自然と考えるようになり、臨床の現場にも関心が深まりました。全身を論理的に捉える内科の奥深さに魅了され、なかでも精緻に制御されるホルモンと、そのバランスの破綻を探る内分泌代謝領域に強く惹かれていきました。それ以来、この分野にどっぷりと浸かり、今日に至ります。
メッセージ
内科は、深く考え、じっくり関わる中で少しずつその魅力が見えてくる分野だと感じています。診療、研究、教育、そして国際的な交流など、さまざまなフィールドに可能性が広がっています。私自身まだ模索の途中ではありますが、知的な探究と臨床の手応え、その両方を大切にしながら歩んでいるつもりです。ぜひ一緒にこの奥深い世界を探っていきましょう。

小林 朋子 (こばやし ともこ)
名古屋大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科 / 2010年卒
専門分野
日本内分泌学会専門医、日本糖尿病学会専門医、日本甲状腺学会専門医、総合内科専門医
学生時代の部活
水泳部
内科を目指した経緯
学生時代に生体内でのホルモンによる代謝調節が面白いと感じ、内分泌内科と産婦人科とで進路の選択に悩んでいました。初期研修医となり実際に診療する中で、内分泌疾患はホルモン補充療法の調整次第で患者さんのQOLを大きく左右すること、また糖尿病は患者さんの生活習慣による影響が大きく個々の症例に応じたアプローチを考える必要があること、結果がすぐに血糖値によって現れるところ、などが魅力的だなと感じ糖尿病・内分泌内科を選択しました。初期研修をした病院の糖尿病・内分泌内科部長をされていた女性の先生がとても素敵な先生だったので憧れて入った、という理由も実はあります。
メッセージ
糖尿病も内分泌疾患も患者さんは生涯治療が必要になることが多く、患者さんの生活に深く関わりながら治療をする必要があります。手技は少ないですがじっくりと検査値の解釈について考えたりホルモンの調整機構について思いをめぐらせたい人、患者さんとお話をしながら最適な治療アプローチを考えるのが好きな人にはおすすめです。ご質問があれば気軽にご連絡ください。

村上 隆亮 (むらかみ たかあき)
京都大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌・栄養内科 / 2010年卒
専門分野
糖尿病専門医(日本糖尿病学会)、内分泌代謝科専門医(日本内分泌学会)
学生時代の部活
医学部ESS(主にディベート競技・スピーチ)
内科を目指した経緯
学生時代は、漠然と、講義を聴きながら、自分も病気の発症機構を解明し診断・治療法の開発につながる仕事がしたいと思っていました(今から思えば、計画性もなく、本当に漠然とした夢だったと思いますが、笑)。研修医時代には、実際に患者さんと接することで、自分の中で、難病を含めた診断学、診断から治療選択までのdecision makingやプロセスへの関心が増していきました。また、いろんな手技も面白かったのですが、診療の中で患者さんとのコミュニケーションの大事さにも気づかされることも多く、自身の関心や患者さんとのかかわり方の観点から、内科を選択しました。
メッセージ
今でも、研究・臨床の両面で、内科を選択したことはよかったと思っています。学生時代は漠然とした関心でしかありませんでしたが、研修医時代に多くの先生や患者さんとの出会いもあり、現在の糖尿病・内分泌領域を志望しました。現在は大学で基礎・臨床研究にも従事し、膵β細胞量を非侵襲的にモニタリングする手法の開発を通して、インスリノーマや糖尿病の診断法や根治に向けた新しい治療を患者さんに届けることを目指しています。もし興味がある方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。ぜひ、一緒に働きましょう!!

井花 庸子 (いはな のりこ)
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター / 2008年卒
専門分野
日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医、総合内科専門医、社会医学系専門医
趣味
バイオリン
座右の銘
則天去私、人間万事塞翁が馬
学生時代の部活
室内楽部、同窓会新聞部
内科を目指した経緯
学生時代、目の前の患者さんの症状から推測する鑑別診断や、目に見えないホルモンの作用で臨床症状が現れることに興味を持ち、選択しました。慢性疾患の診療は、その人の暮らしに治療をとけ込ませ継続していくのが難しさでもあり、醍醐味でもあります。日頃の診察では、診察室以外の患者さんの生活をなるべく想像して治療方針を提案するように心がけています。
メッセージ
月並みですが、自分の価値観や興味があることを大切に、志望科を選択すると良いと思います。目の前の患者さんの診療、良い診療を継続するための仕組み作り、病院にたどり着けていない人たちへのアプローチなど、医療はとても幅広い役割を担っています。
まずは内科領域についてしっかり学び、同時に広い視野で医療を俯瞰して、自分が活躍できる場所に巡り会えますように!

菅原 有佳 (すがわら ゆうか)
東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 / 2011年卒
専門分野
腎臓内科専門医、透析専門医、人類遺伝専門医
座右の銘
雲外蒼天
内科を目指した経緯
学生時代には、外科的手技に興味を持ち耳鼻咽喉科、”doctor of doctor”の称号に魅せられ病理を目指そうとした時期もありましたが、初期研修で患者さんとお話する楽しさと内科診療の奥深さに目を奪われ、内科を選びました。しかしながら病理への未練も断ち切れず、腎生検の病理は難しいと聞いたことから、関連する内科として腎臓内科を選びました。
メッセージ
進みたい科は決まっていますか?それとも迷いに迷っていますか?私は迷いに迷って、内科、そして腎臓内科を選びました。今は臨床業務も行いつつ、研究メインで働いていますが、自分の選択にとても満足しています(ちなみに、腎臓内科には透析診療という強みがありますよ!)。たくさん悩んで、決めてくださいね。若手委員会へのご意見があれば投書箱まで!

二瓶 義人 (にへい よしひと)
順天堂大学医学部 腎臓内科 / 2013年卒
専門分野
腎臓
座右の銘
一隅を照らす
学生時代の部活
サッカー部・軽音楽部
内科を目指した経緯
もともとは急性期医療や集中治療に関心があり、循環器内科や救急科を志望していました。研修医2年目に腎臓内科をローテートした際、指導医の先生から「なぜ」と問い続けることの面白さを教わりました。集中治療に携わりながら深く思考でき、かつ全身を幅広く診療できる点に魅力を感じ、腎臓内科を専門として選択しました。現在は、外来診療や当直業務に従事しながら、基礎・臨床研究に取り組んでいます。もともと研究に強い関心があったわけではありませんが、現教授の掲げる大きな志に惹かれ、今の道に進みました。
メッセージ
進む診療科に迷うのは、誰にとっても当たり前のことだと思います。学生実習や初期研修にしっかり向き合っていると、「こんな患者さんを助けたい」というイメージが少しずつ見えてくると思います。私自身も最後まで悩みましたが、“縁”に恵まれて進んだこの道に、今はとても満足しています。内科は、患者さんを全人的に診ることができる魅力的な科です。将来、内科医として皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

飯田 由子 (いいだ ゆうこ)
日本大学医学部 内科学系呼吸器内科分野/ 日本大学病院 呼吸器内科 / 2011年卒
専門分野
呼吸器専門医 がん薬物療法専門医 気管支鏡専門医
趣味
ヨガ、家族で色々な場所へ遊びに行く、Da-iCEの応援
内科を目指した経緯
私は学生時代から癌診療に興味を持っていたことと、患者さんとよくお話しながら、様々な鑑別疾患を考え治療にあたっていく内科の奥深さを感じたことから、癌診療に携われる内科に進みたいと思い、最終的に呼吸器内科医となりました。現在は、肺癌薬物療法、緩和ケア、呼吸器疾患診療を中心に、日々患者さんの診察にあたっています。
メッセージ
将来どの科がよいのか、ライフイベントとの両立がうまく出来るかなど、進路について悩んでいる方も多いかと思います。内科、特に呼吸器内科は、様々な働き方があり、様々な疾患の診療にもあたることができるので、興味が尽きずに、そしてライフイベントとの両立をはかりながら仕事を続けられる科だと思います。ぜひ、内科医として将来一緒に働きましょう!

佐藤 正大(さとう せいだい)
徳島大学大学院医歯薬学研究部 呼吸器・膠原病内科学分野 / 2006年卒
専門分野
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本結核 非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医
趣味
旅行、蒸留酒
内科を目指した経緯
子どもの頃、病気のたびに診てくれた近所の内科・小児科の先生――時には自宅まで往診に来てくださったこともありました――が、私にとっての「医師像」でした。そんな姿に憧れ、自分も同じような医師になりたいと考え、内科医を志すようになりました。
医学部に進学後は、クリニカル・クラークシップでさまざまな診療科を経験し、自分の進路に揺らぎが生じるかどうかを見極めようとしましたが、5年生を終えた時点でも気持ちは変わりませんでした。この時、内科医としての道を進む決意が固まりました。
メッセージ
人は成長とともに、さまざまな知識を得ていきます。それは医学的な知識だけでなく、ワークライフバランスや収入といった現実的な側面も含まれます。そうした要素について考えることも、将来を見据えるうえで確かに大切です。しかし、もし診療科の選択に迷ったときには、ぜひ一度、自分が医師を志したときの原点――あの根源的な想い――に立ち返ってみてください。
学生から初期研修医へ、そして後期研修医へと進む中で、生活は大きく変化し、時に疲れや迷いを感じることもあるでしょう。それでも、初心に従って進路を選んだのであれば、たとえ困難に直面しても、その選択を後悔することは少ないはずです。
私自身にとって、その初心は「内科医になること」でした。もし皆さんの中にも、同じような気持ちを抱いたことがある方がいらっしゃれば、ぜひ一度、内科という道を真剣に考えてみてほしいと思います。

正本 庸介 (まさもと ようすけ)
東京大学医学部附属病院 / 2004年卒
専門分野
日本血液学会専門医
趣味
街歩き、飛行機
内科を目指した経緯
学生時代は直接自分の手で患者さんを治せる外科と悩んでいましたが、臨床研修で様々な科をローテ―トする中で、全身の病態や他の臓器との関連性を考える広い視野、薬物療法の奥深さ、幅広い疾患の患者さんと長期にわたる関係性を築いていける充実感、疾患の根本的なメカニズムに迫ることができる知的な刺激、といった内科の魅力に魅せられました。
メッセージ
血液内科での診断技術はもちろん、薬物療法・細胞療法の進歩はすさまじく、これまでは治癒どころか治療をすることさえ難しかった疾患・患者さんが、治療を受けて元気に退院し、場合によっては治っていくのを間近で支えていけるのは、本当に幸せなことだと感じています。また最近嬉しかったのは、息子から「血液内科医ってほんとに楽しそうだね」と言えてもらえたことです。

松木 絵里 (まつき えり)
慶應義塾大学医学部 血液内科 / 2004年卒
専門分野
日本血液学会認定血液専門医、がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)
趣味
映画鑑賞、海外連続テレビドラマ鑑賞、料理
内科を目指した経緯
大学卒業当初はがん薬物療法に興味があり、内科のサブスペシャリティでがん薬物療法に従事するか、小児科で固形腫瘍も含めた薬物療法を行うか、悩んでいました。初期研修+αの期間で内科も小児科も大学病院、市中病院ともに経験をした結果、研究が進んでいる分野としての内科、また、臨床で達成したい内容として、個々の患者さんの実現したいゴールを共有しながら治療目標を立てていくことができる環境としての内科の方が自分には向いていると考え、内科医になることにしました。
メッセージ
内科の診療は専門性を追求したサブスペシャリストになることもできれば、ジェネラリストとして全身管理を行うこともできます。特に最終的に他の診療科を専門として選ぶことになったとしても、このような内科の知識は将来どの科に行っても役立つ知識となるので、学生実習や初期研修医の期間にこそ、内科をぜひ勉強してもらえればと思います。

桑原 基 (くわはら もとい)
近畿大学医学部 脳神経内科 / 2005年卒
専門分野
日本内科学会総合内科専門医、日本神経学会専門医、神経免疫診療認定医(日本神経免疫学会)
趣味
映画鑑賞、旅行
内科を目指した経緯
診療の基本となる視診、触診、聴診などによって患者を丁寧に診察することで、病気を見つけ検査と治療を計画・実践していくことが内科の醍醐味となります。また、脳神経内科は神経学的所見から病気の局在を推定して診断に必要な検査をすすめていきます。内科は全身を診ることができる診療科ですので、そのような医師になりたくて内科医を目指しました。
メッセージ
近年は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬など様々な新規治療薬が開発され臨床現場で使用される機会が多くなってきています。そのため、診療における内科医の重要性は高く、需要も年々増しています。私が専門とする脳神経内科は、「治らない病気」の時代から「治せる病気」の時代に変遷しつつあります。是非、内科に進んで私たちと一緒に新しい時代を切り拓きましょう。

石上 晃子 (いしがみ あきこ)
国立循環器病研究センター 脳血管内科/研究振興部 研究医療課 / 2007年卒
専門分野
日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経超音波学会認定検査士
学生時代の部活
華道部
内科を目指した経緯
学生の頃から、患者さんの一生にしっかり関わりたいと思い、内科に進もうと考えていました。
初期研修において、時間単位で麻痺が進行するタイプの脳梗塞の患者さんを担当した際に、脳卒中の患者さんの中には、内科でこまやかに診ることによって、さらなる増悪を防ぐことができる方がいらっしゃることを知り、専門的に勉強できる国立循環器病研究センター (国循)の脳血管内科に入りました。
メッセージ
私は、「一生臨床中心に生きていこう」と思っていましたが、厚生労働省に出向して脳卒中対策に携わる機会を頂いたことがきっかけで、今は国循で、専門知識も生かしつつ、主に事務業務に取り組んでいます。想像もしていなかった進路ですが、自身の選択に満足し、ご縁を有難く思っています。科や勤務先に悩まれると思いますが、その先にはまた新しい、思わぬ展開が待っていて、きっとどの道を選んでも正解です。皆様が満足のいく選択をされますように。

福冨 友馬 (ふくとみ ゆうま)
国立病院機構相模原病院 アレルギー・呼吸器科 / 2004年卒

小林このみ (こばやし このみ)
帝京大学 内科学講座 / 2012年卒
専門分野
日本アレルギー学会専門医・日本呼吸器学会専門医・日本呼吸器内視鏡学会専門医
趣味
映画鑑賞
内科を目指した経緯
皮膚疾患にも興味があったので皮膚科にするか悩みましたが、一生の仕事選択する上で、私には専門性が高すぎると感じました。患者さんの全身を診る内科で、若いうちはまずはもっと勉強をしようと思い内科を選択しました。患者さんのQoLや予後の改善のために治療にあたることは、時には責任の思い辛い判断が伴いますが、とてもやりがいがあると信じて診療にあたっています。
メッセージ
数多ある診療科を決めるのに、初期研修先のコースからすごく悩んだことをいまだによく覚えています。決めきれなかったら、将来気が変わって転科することになったとしても、間違いなく役に立つ内科はどうでしょうか?入口はそれくらいの気持ちで十分だと個人的には思っていますので、ぜひご検討ください。

忽那 賢志 (くつな けんじ)
大阪大学医学部附属病院 感染症内科 / 2004年卒
専門分野
感染症専門医
趣味
マダニ収集、寺巡り
内科を目指した経緯
私が10歳の頃に父が白血病で亡くなったことをきっかけに血液内科医を目指しました・・・が、初期研修医1年目のときに臨床現場に感染症の患者さんがたくさんいることに気づき、感染症のことを学んでいるうちに感染症内科に進んでいました。
メッセージ
いろんな領域に興味を持って医学を学んでみてください。きっと自分にしっくりくる診療科や専門性が見つかるのではないかと思います。

今北菜津子 (いまきた なつこ)
奈良県立医科大学 感染症センター / 2007年卒

土屋 遥香 (つちや はるか)
東京大学医学部附属病院 アレルギー・リウマチ内科 / 2006年卒
専門分野
リウマチ専門医・指導医
趣味
失敗を愛でる
内科を目指した経緯
初期臨床研修医の頃、「頭の先から足の先まで診療したい」「病気の相談から孫の話まで気軽に会話できる医者になりたい」と思い、内科を選びました。総合診療内科で研鑚を積む過程で、「患者さんの体内で起きている不思議な免疫の異常を想像しながら治療を提案する」そんな自己免疫疾患の難しさと奥深さに魅かれ、リウマチ専門医の道を歩むことにしました。
メッセージ
「僕の後ろに道はできる」という有名な詩の一節があります。5年後、10年後の自分の姿が想像できなくても、「挑戦してみたい」と心が動く方向に、まずは一歩目を踏み出してみるのはいかがでしょうか。そう、もし今「この内科、ちょっと面白いかも!?」「あの内科の雰囲気、好きかも!?」と感じていたら、あなたの気づきのアンテナはもう反応していますよ。ようこそ、内科の世界へ!

西出 真之 (にしで まさゆき)
大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 / 2007年卒
専門分野
リウマチ・膠原病(特に血管炎症候群)
日本リウマチ学会 専門医・指導医
日本アレルギー学会 専門医・指導医
趣味
TVゲーム、ラーメン食べ歩き、プロ野球観戦、プロレス観戦
座右の銘
納得は全てに優先する
(大好きな作品からの受け売りですが自分の中ではこれしかないという言葉です)
学生時代の部活
軽音楽部
内科を目指した経緯
小さなころから平面的なマルチタスクの処理や思考整理は周りが驚くほど速く得意だったのですが、空間的な把握がてんでダメで、絵が下手、靴紐が下手、立体図形の問題が下手という問題を抱えて生きてきました(今も・・)。内科しか無いですよね。そんな中、医学部の病院実習で母親と同じ年代の全身性強皮症の患者さんと出会った事をきっかけに、これだ!と。目に見えない「免疫の異常」を整理し、わかりやすく患者さんに伝え治療を構築することが自分の生きる道だと思い免疫内科に、そしてその後免疫疾患の研究の道へ進みました。
メッセージ
医学生の病院実習は、疾患の勉強よりも「その科の雰囲気」を現場で感じてみることが大事だと思います。その科に飛び込んだ自分を想像してみて「無くはないな」と思ったら、初期研修先でまわってみてください。そこで良い指導医や印象的な患者さんに出会えれば進路はほぼ決まります。また、私は30歳を過ぎて初めて研究の世界に飛び込みました。内科学会の皆さんの中にも私と同じく臨床医の経験を積んでから研究に触れるキャリアを考えている先生がいらっしゃると思います。そのような方々に研究の楽しさを伝え、身近なアドバイスをしてあげられる存在でありたいと思っていますので、お気軽にご連絡ください。

細井 達矢 (ほそい たつや)
東京大学医学部附属病院 老年病科 / 2014年卒
専門分野
老年科専門医・指導医、認知症専門医・指導医
趣味
ゴルフ・家族旅行
内科を目指した経緯
子供の頃から「全身を診る医師」に憧れ、初志貫徹で内科医になりました。学生実習や初期研修では、理想となる先生方との出会いが進路選択を後押ししてくれました。現在は老年病科に所属し、多疾患併存やフレイルといった高齢者特有の課題に向き合いながら、全人的な診療を心がけています。内科の魅力は臨床の奥深さに加え、研究領域の広さにもあると感じています。
メッセージ
診療科の選択は、自分の将来の働き方やライフスタイルに大きく関わるため、悩むのは当然のことだと思います。焦らず、実習やローテーションを通して、自分に合った科や、目指したくなるロールモデルの先生に出会えることを願っています。そして、いざ決断すれば、後は勢いです。きっと何とかなりますよ!

七尾 道子 (ななお みちこ)
東京大学医学部附属病院 老年病科 / 2009年卒
専門分野
老年病学、性差医学
座右の銘
一期一会
内科を目指した経緯
学生時代、私は内科に対して「幅広くて難しそう」という印象を持っており、「女性に寄り添う医療をしたい」との思いから、初期研修では産婦人科重点コースを選びました。しかし、実際の研修では、想像以上に外科的な要素が強く、体力の限界を感じました。また、手術を通じて患者さんと関わるよりも、日々の診療や対話を通じて患者さんに寄り添いたい、という自分の志向に気づくことができました。最終的には、患者さんの病気だけでなく、その背景や生活も含めて“丸ごと診る”全人的医療こそ自分の目指したい医療だと感じるようになりました。その中で出会ったのが老年医学です。まさに全人的医療が実践されており、さらに当科では性差医学を研究テーマとして掲げていることを知り、強く興味を惹かれ門を叩きました。
メッセージ
学生や初期研修医の時期には、ぜひ多くのことを学び、同期や先輩とたくさん話をしながら将来についてじっくり考える時間を持ってほしいと思います。内科は非常に幅広い分野ですが、その分、問診・診察・検査といった診断までのプロセスがとても重要であり、同時に非常に興味深いものです。疾病の予防からエンド・オブ・ライフケアまで関わることができ、責任は大きいですが、その分やりがいと充実感を得られます。超高齢社会を迎えた今、どの診療科を選ぶとしても老年医学の視点は欠かせません。しかし、すべての医学部に老年医学講座が設置されているわけではなく、私自身も最初は「老年病科とはどのような診療をするのだろう?」と疑問に思っていました。これからの時代、皆さんはごく自然に高齢者医療に携わることになるでしょう。ぜひお気軽に見学や研修にいらしてください!

近藤 千紘 (こんどう ちひろ)
国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 / 2006年卒
専門分野
がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)
趣味
サッカー(観戦&プレイ)
内科を目指した経緯
がんの薬物療法は根治的にも緩和的にも用いることができ、手術や放射線治療とともにがん治療の重要なオプションです。副作用の多い治療だからこそ、治療目的を明確にし患者さんの希望がかなうようなマネジメントを行う必要があります。がんの経過で生じる合併症への対応や、合併症をもつ患者さんの薬物療法を行うには、内科医の素養が必要と感じたため、内科研修を行ったうえで「がん薬物療法専門医」を取得しました。
メッセージ
腫瘍内科はまだまだマイナーですが、診療の際に内科医でよかったと思うことも多々あります。私は初期・後期研修後は「消化器がん」の腫瘍内科でトレーニングを積みましたが、今は「泌尿器がん」の腫瘍内科医として働いています。内科の研修を修了していれば、働く場が変わってもあまり困ることはなく、そのうち真に面白くやりがいを感じる分野を選ぶことができると思います。ぜひ一緒に内科を、そして腫瘍内科を盛り上げましょう!

松本 俊彦 (まつもと としひこ)
一宮西病院 腫瘍内科 / 2004年卒
専門分野
がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)、日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医
趣味
歴史(城、仏像)、ウイスキー、スポーツ観戦
内科を目指した経緯
他の科と悩んでいましたが、実際に初期研修医の時期に内科で研修した際に患者さんや家族と診断から治療まで共有して進めていくことに魅力を感じ内科を選びました。その後家族ががんで亡くなったこともあり、がんの薬物療法に興味を持ち日本臨床腫瘍学会に加入し腫瘍内科医の道を進み、患者さんの診療と臨床研究に従事しております。
メッセージ
内科は診断から看取りまで、患者さんの人生に寄り添える仕事です。そして腫瘍内科はがん患者さんと家族の人生に寄り添い、少しでも良い人生にできるよう皆で協力するやりがいある仕事です!内科は臨床も研究も本当に奥深いので、ぜひ若い皆さんと内科(及び腫瘍内科)の未来を築いていけることを願っています。何か疑問点があれば我々までご相談ください!

辻 陽介 (つじ ようすけ)
東京大学医学部附属病院 次世代内視鏡開発講座/消化器内科 / 2004年卒
専門分野
日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医
趣味
ピアノ演奏
内科を目指した経緯
学生時代、クリニカル・クラークシップで友人に「一緒に消化器内科を回ろう」と誘われたのがきっかけで、消化器内科と出会いました。最初は自分から選んだわけではなかったのですが、手技が多く、内科の中でも少し外科に近い雰囲気に惹かれて、次第に消化器内科に興味を持つようになりました。
消化器内視鏡の分野は、検査から治療まで幅広く対応できる点が魅力です。技術を磨くことで、直接患者さんの役に立つ実感が得られるのがやりがいです。そうした理由から、消化器内視鏡医の道を選びました。
メッセージ
将来どこの科に進むか、悩むことも多いかと思います。「やりたい事をやる」のが一番だと思いますが、「自分はなぜ医師になるのか、なりたいのか」を考え抜くことが大切なように思っています。私は、身近な人が病気になった時に何かができる人になりたい、という原点を見つめ、内科の道に進みました。若い皆さんと一緒に、内科学を盛り上げていければ嬉しいです!ご質問ありましたら、若手委員会までどうぞ!

田邊 万葉 (たなべ まよ)
昭和医科大学江東豊洲病院 消化器センター / 2009年卒
専門分野
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
趣味/座右の銘/部活
ドライブ / 一期一会 / バレーボール部
内科を目指した経緯
患者さんの生活に寄り添い、診断から治療まで一貫して関われる医療を実践したいと考え、内科を選びました。学生時代の実習を通じて、全身とのつながりを意識しながら、内視鏡を用いて自分の目と腕で病気を発見・治療できる消化器内科の魅力を強く感じました。特に内視鏡分野では、患者さんへの負担を軽減しつつ、診断と治療を同時に行える可能性がある点に惹かれました。また、医療技術の進歩を直に感じられる刺激的な分野であることも選択の決め手となりました。臨床を通じて患者さんの生活の質を向上させる喜びは大きく、その経験が自分を成長させてくれると感じています。これからも知識と技術を磨き続け、患者さんに寄り添う医療を提供していきたいと考えています。
メッセージ
医師としての進むべき道に迷うのは自然なことです。私も学生時代には多くの選択肢に悩みましたが、実際に臨床の現場で経験を積む中で、自分に合った道が見えてきました。大切なのは、焦らず、さまざまな経験を通じて自分の興味や強みを見つけていくことです。 消化器内科は、自分の目で病気を診断し、手技を通じて直接的に治療を行える分野であり、患者さんに実感を持って貢献できる点が魅力です。努力を重ねることで技術が向上し、医師としてのやりがいや達成感も得られるでしょう。一歩一歩進む中で、自然と自分にとって最良の選択が見えてくるはずです。皆さんが納得できる進路を見つけられるよう、心から応援しています!